元AKB48で現在はタレント・歌手・女優・モデルとして活躍中のおしゃれ番長“ともちん”こと板野友美。4月2日に公開された『のぞきめ』では映画初主演も務めるなど、AKB48卒業後もそれなりに活躍を続けているが、この映画のPRで行われた「ZAKZAK by夕刊フジ」のインタビューで、今まで自身を支えてくれたオタクたちを突き放す発言をしており、ネット上では「いくらオタがキモイと言えど酷過ぎるだろ!」「調子に乗りすぎ」「売れたからってファンを捨てるやつってホント最低だね」と怒りを買ってしまっているようだ。

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 板野は今回のインタビューで、まず自身初の映画主演について、不安や責任の大きさを感じたものの、ベテラン共演者たちの支えにより「プレッシャーはなかった」と感謝の言葉を述べた。

 だが、インタビューが進んでいくうちに「SPEEDみたいな“アーティスト”になりたかった。“アイドル”になりたかったわけじゃない」とAKBそのものを批判するような爆弾発言。さらに「デビュー当初は秋葉原48なんて揶揄されて……、秋葉原は、“ロリコン”とか“オタク”なイメージが強くて辛かった」とさらに爆弾を投下。極めつけは「オタク系のイメージがつけられていることに対し、『本当は違うんだよ』というところを見せたかった」と言い放ち、オタクたちの手を完全に振り払ったのだ。

 もちろんこれに対して、オタたちは怒りを爆発。「オタクにケツ振って近道したのはお前自身だろ」「チビのてめーがモデルやれてんのはオタの支えあってだろうが」「ここまで恩を仇で売ってるやつは初めて見た」「アキバのロリオタクイメージはお前らのせいだろ!」「アーティストじゃないとか現役AKBメンバーに謝れ!」と板野を糾弾している。

 板野はAKB在籍時から女子ウケを意識した明るい髪色、派手な化粧をしていたが、「AKB48第1回総選挙」では7位、第2回は4位、第3回は8位、第4回は8位と、しっかり男オタたちからも評価されてきた。それは秋元康が以前「見た目は一般受けしないかもしれないが、板野のプロ根性、勤勉な性格は我々も学ぶべきものがある」と称したほどの高いプロ意識だったり、「板野△」と言われるまでになった、「カリスマっぽいのにポンコツ」「ファンイベントで本気出してファンに圧勝」「見た目に反して涙もろくて男気がある」「ドッチボールは常に本気」「純粋にAKB48を愛するピュアな心をもつ」という『板野友美最強伝説』などがオタに愛されていたからだろう。

 また、同期や後輩などとも仲が良く、特にぱるること島崎遥香を可愛がっていたそうで、よく買い物にも一緒に行っていたという。そんなことから島崎は板野を姉のように慕い、板野の卒業ライブでは“塩対応”で知られる島崎でさえも寂しさから号泣していた。

 このように、ファン、スタッフ、メンバーから慕われていた板野の今回の発言は、オタにとっては相当辛かったようで、批判の中には「別に思っててもいいから俺の幸せな記憶を汚さないでくれよ」「マジでがっかりした、ともちんはそんなこと言わないもんだと思ってた」「ともちんは見た目とギャップでプロ意識高いことがウケてたのに、これじゃギャップもくそもねえわ」と落胆している声も多い。

 今回の板野の発言は、板野本人のイメージダウンだけに止まらず、「こんなこと思われてると思ったら握手会行くの怖くなってきた」と言い出すファンもいるように、現在のAKBグループのマイナスにもなっている。後輩想いの板野がやらかしたこの裏切りに、現役メンバーたちは何を思うのだろうか。

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