元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さん(41)が2016年9月24日、J-CASTニュースのインタビューに応じ、 ネット上で「炎上」している人工透析患者にまつわる一連のブログ記事について、あらためて「真意」を語った。 

長谷川さんの19日付のブログ記事をめぐっては、全国腎臓病協議会(全腎協)が9月23日に抗議文を公開し、謝罪を要求しているが、 長谷川さんは「謝罪については断固拒否する」と語った。

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■「自堕落な患者」10人以上の医師に取材 

ブログでは、現状の健康保険制度および年金制度を問題視する中で、日本における人工透析患者に言及。 
その多くは、医師からの注意を無視して自堕落な生活を送り続けた結果、透析を受けざるを得なくなった「自業自得」な患者だと主張した。 

19日付記事のタイトルには「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」という過激な表現があったこともあり、ネット上では批判が殺到。
その後に更新されたブログも含めて物議を醸した。 

長谷川さんは24日、J-CASTニュースとのインタビューの中で「ブログの主旨は一貫して、『社会保障給付費の使い方を考えましょう』ということ」と話し、 
ブログを書くにあたっては透析病棟の現場で働く医師10人以上を取材し、 
そこで「自堕落な生活が原因の患者が相当な割合で存在する」といった話を聞かされたことを改めて強調した。 

「この1年で医療費が1.5兆円増えたという記事を見たのが全ての入り口だった。適正に使っていかなければそう遠くない未来に破たんする。人工透析の予算はあらゆる病理に対する社会保障の中でも伸び率が断トツで高い。このままいくと本当に苦しんでいる透析患者まで3割負担、という話になってくる」 

その上で、長谷川さんのブログが「透析患者に対する誤った認識を社会に印象づけるものであり、強い憤りを覚えます」として、 
全腎協が「発言の撤回と謝罪の掲載」を求める抗議文を公表したことに対しては 

「公開されている抗議文は『全員が(透析を)タダで受けられるように頑張ってきた、誤解を与えるな』という内容。こんなこと言っていたら社会保障給付費なんて際限がなくなる。全員守るなんて論外です」 

と批判。 
「抗議文が手元に届き次第、謝罪については断固拒否し、会長への公開インタビューを要求する」と、あくまで自身の主張を貫く姿勢を示した。 

(以下続きはこちら) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000001-jct-soci&p=1 

「人工透析ブログ」について語る長谷川豊さん 
http://www.j-cast.com/assets_c/2016/09/news_20160925105422-thumb-645xauto-94825.jpg